プロフィール

屋 号: 夢庭カヤノヒメ
代 表: 橋本 武志
所在地: 富山県氷見市仏生寺5488
TEL: 0766-91-1744
FAX: 0766-91-1745

屋号の意味

屋号の「カヤノヒメ」とは草の神様のお名前です。
私たちは自然の恵みの中で生きています。自然は厳しくも時に優しく、美しく人間に微笑みかけます。厳しい自然界に生きる生物の一種として、自然への感謝と自然を美しいと感じる気持ちを忘れたくないと思っています。庭の草木を通して自然を大切にする気持ちを多くの人々に広めていけるよう、神様のお名前をお借りして屋号としました。

代表プロフィール

橋本 武志 (はしもと たけし)

石川県小松市出身

 

私と宿根草のこれまで

私が生まれ育った自然豊かな山間部の実家の庭には、様々な植物がありました。毎年出てくるアヤメやツワブキ、5代前の庭師のお爺さんが植えたキリシマツツジなどが咲くのを楽しみにしていました。毎日宝探しのようにワクワクしながら庭を歩き、雑草の小花を見つけては遊んでいました。いわゆる「ガーデニング」の本質である「身の回りから日常に小さな喜びを見出す」ということを小さなときから体験していたのです。

このような生い立ちの私が造園業界に入ったのは、自然な流れでした。しかし実際の造園業界の庭と私が知っている庭は、大きくかけ離れていました。庭の樹木はキレイに切りそろえられ、雑草はすべてむしり取られ、楽しむための植物は頻繁に植え替えなければいけなかったのです。「植物は毎年勝手に生えてくるもの」と思っていた私には驚きでした。庭のことを勉強していく中で、自分の庭の美しい草花は宿根草であると分かってきました。庭の中で自然そのままの姿を楽しめるのも宿根草であると。

そしてドイツの宿根草の庭が美しいと知り、ドイツの造園研修に参加しました。ドイツでは宿根草の自然な形を大切にし、共生可能な組合せによりのびのびと育ち、葉が美しく重なり地面を覆っていました。それまで感じていた庭の違和感はありませんでした。宿根草を突き詰めていけば、本当の喜びに満ちた庭がつくれると確信しました。

帰国後ガーデンエクステリアの業務に携わりながら、日本での理想的な宿根草の植栽方法を追究しました。様々な現場で確実に宿根草の植栽を成功させること重要なテーマです。現在は、ドイツの理論的な植栽手法と日本人の繊細な感覚を合わせた植栽を実践しています。これからもお客様の暮らしを見つめながら、より理想的な庭づくりを考えていきたいと思っています。

 

人々と草木のこれまで

街ができるとそこに植物を植える、ということを人々は永い間繰り返しています。日本では平安時代ごろには、平安京に住む貴族が庭に草花を植えて楽しんでいたそうです。

近代ではヨーロッパで産業革命が起こったことで、植物を中心とした庭づくりが盛んになりました。産業革命、都市化、環境破壊により、多くの植物を植える必要性が出てきたのです。

ここ北陸では、1950年頃には美しい野草はまだ身の回りに残っていたようです。わざわざ「自然な庭」をつくるまでもなく、美しい自然がそこにあったと言えます。しかし、今日では自然との関りは失われ、身近な自然なものに感動する機会が大きく減りました。

 

これから人と草木が関わること

美しい自然や草木を見た時の、穏やかな感動が人を優しくすると信じています。小さな喜びのある毎日が人生を豊かにすると確信しています。

はたして、植物の花の美しさが分からない人々がつくる社会は心豊かなものとなるでしょうか?自然との接点のない現代にこそ、より自然な庭が必要です。自然な庭が人間らしい心を忘れないための装置になるのです。

夢庭カヤノヒメは庭づくりや苗販売を通して、自然な草木の魅力を伝えます。そして人間らしい豊かな心を未来に残していきたいと思っています。